ジェネリック薬に関税、2年後から段階引き上げへ

2026年7月23日EDEN Admin

米国がジェネリック医薬品への段階的関税導入を発表。2年間の猶予後に大幅引き上げの方針で、薬の価格や入手しやすさへの影響が注目されています。カナダへの50%関税など貿易政策の転換も続いています。

主な出典:US Top News and Analysis「Trump plans steep tariffs on generic drugs starting in 2028 to spur U.S. production(トランプ政権、2028年からジェネリック医薬品に高関税——国内生産を促す段階的計画)」
Investinglive RSS Breaking News Feed「Trump sets 2-year tariff exemption for generic drugs, then steep rises(ジェネリック薬に2年間の関税猶予、その後は急激な引き上げへ)」
Business | The Guardian「Donald Trump to impose 50% tariff on most Canadian goods, White House says(トランプ大統領、カナダ産品の大半に50%関税を課すと発表)」
US Top News and Analysis「White House teases new trade action 'soon' as it works to re-create global tariff regime(ホワイトハウス、近く新たな貿易措置を発動か——世界的な関税体制の再構築を模索)」

この記事は上記ニュースをもとに、EDEN向けに要点と背景を整理したものです。

今週の米国発ニュースで、少し気になるものが出てきました。

ジェネリック医薬品に新たな関税がかかる、という話です。

「後発薬」に関税がかかると何が変わる?

ジェネリック薬とは、特許が切れた後に同じ成分で作られる「後発薬」のこと。日本でも医療費を抑えるために広く使われています。米国では処方薬の大半がこのタイプで、多くがインドや中国などで製造されています。

CNBCやInvestingliveの報道によると、トランプ政権は2028年からこのジェネリック薬にも段階的に高い関税をかける方針を固めたとのこと。最初の2年間は猶予期間として関税なし、その後は大幅に引き上げる計画です。

↑ 「米国内で薬を作れ」という圧力を製薬会社にかけるのが目的ですが、急に生産拠点を動かすのは簡単ではなく、薬が値上がりする懸念も指摘されています。🏥

日本への直接の影響はすぐには出ないかもしれませんが、世界の製薬会社の生産体制が変われば、医薬品の流通や価格に影響が出る可能性があります。

カナダへも50%関税、貿易圧力が広がる

The Guardianによると、トランプ政権はカナダからの輸入品の大半に50%の関税を課すと発表しました。自動車・酒・乳製品への不当な扱いが理由とされています。カナダは米国の最大の貿易相手のひとつで、この対立が長引けば北米の物価や企業の生産コストにも波及します。

さらにCNBCによれば、米政権はまもなく新たな貿易措置を発動する準備をしていると報じています。期限切れになる関税の代わりに、別の枠組みで貿易規制を再構成する動きで、「貿易政策の常態化」とも言えそうです。😮

しばらくは「関税ニュース」から目が離せない状況が続きそうです。物価や生活コストへの影響を、引き続き注目したいと思います。